患者を選ぶことは出来ない。

いやなタイトルですね。

本日は、さまざまな患者さんと応対している今にしか感じられないことを書きます。

皆さんは、どの業界に属していますか?

サービス、営業、飲食と様々ありますね。

中でも、顧客を選べない業界はなんだろう?と考えると、

公務員

が、当てはまります。

誰でも受け入れるからこそ、公の仕事ですね。

そして、

その次に選びにくいのは医療でしょうか。

しかし医療は、ルール違反があれば顧客や患者を拒否することも出来ます。

たとえば・・・

病院では慢性アルコール中毒の治療に来ている患者さんが、隠れてお酒をのんでしまう。

それも、一回ではなく何度も繰り返す。

この場合、次にまた飲酒をしたら強制退院だからね!といった同意書にサインを書いてもらい

飲酒を繰り返すようなら出て行ってもらう。

こういったケースもまれにはあるようです。
(実際に目の前で見たことがあります)

では調剤薬局ではどうでしょうか。

薬局は、処方箋を持ってくる患者さんを基本的には拒否できません。法律で定められています。

例外があります。

簡単に説明すると

冠婚葬祭か急病で薬局に薬剤師がいない時

は拒否することが出来るのです。

拒否したとしても、患者さんが困らないように

他の薬局を紹介するなどのフォローが必要ですが。

では、以上を踏まえてこんなケースはどうしたらいいのでしょうか。

患者さんが悪質なクレーマーで、業務に支障をきたすとき。

悪質な・・・というのは、こちらに落ち度がないという意味にしましょうか。

他業界ならば、従業員や他のお客さんを守るために毅然とした態度で接して、対処すればいいと思います。

ただ医療業界だと、ややこしい。

こちらに落ち度がなくても、患者さんが精神疾患を抱えていたら?

その患者さんを拒否してもいいのでしょうか。

きっと答えはNOだとおもいます。

しかし現在、佐藤の立場は医療者であり経営者でもあります。

一緒に働いてくれる従業員と、他の患者さんを守れるだろうか。

難しいですね。難しい。

立場が変わるとまた新しい視点で物事を考えられる。

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この経験が、人生の糧になっているのは間違いないと感じている最近です。

写真は患者さんに見せてもらった長野五輪の5000円記念硬貨です!

 

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薬剤師のたまご、たまり場やくたま
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