じゃーん☆
まめこです^^こんにちは。
今回は以前の勉強会で学んだことをちょろっとご紹介します^^
まず、イグザレルトとは??
一般名:リバーロキサバン(選択的直接作用型第Ⅹa因子阻害剤)
効能・効果:非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制
用法・用量:通常、成人には15mgを1日1回食後に経口投与する。
なお腎障害のある患者に対しては、腎機能の程度に応じて10mg1日1回に減量する。
[CLcrが30〜49ml/minの患者には10mgを1日1回投与
CLcrが15〜29ml/minの患者には有効性安全性が
確立されていないが投与する場合は10mg1日1回投与
CLcrが15ml/min未満の患者は禁忌である]
禁忌:本剤成分の過敏症、出血している患者、凝固障害を伴う肝疾患の患者、中等度以上の肝障害の患者、腎不全患者
妊婦、妊娠の可能性がある患者、HIVプロテアーゼ阻害剤投与中、アゾール系抗真菌剤投与中、急性細菌性心内膜炎の患者
…とまあザットこんな感じでしょうか。
腎臓・肝臓にある程度の負担がかかってしまうことが伺われます。
特に腎機能に関してはCLcrによって投与量、投与の有無が決まってくるので、薬局でも検査値の確認は必須になってきます。
メーカーさんは薬の作用機序の基本事項から心房細動という病態、服用にあたっての注意点など様々な内容を説明してくださいましたが、
その中でも薬剤師にぜひしっかり説明してほしいこと・注意してほしいとおっしゃっていたことを何点かここで挙げたいと思います。
まず強くおっしゃっていたのが、患者さんに対し
自覚症状がなくても服用を続けてほしいということ、服用の意味を理解させてほしいということでした。
自覚症状がないと降圧剤などもそうですがなかなかCPを保ちにくいです。
でもイグザレルトの場合服用を怠ると脳梗塞の発症につながり、発症すると介護が必要になり家族にも負担がかかります。
(実際、患者さま用のパンフレットにも介護による家族の負担についてまで言及されています!)
飲み忘れに対してはイグザレルトは幸い一包化の可能な薬なのでそこを提案するといいかもしれません☆
また、もともと1日1回でいいのでCPは保ちやすい薬剤ではあります。
また薬局で指導が多くなりそうなのが抜歯や白内障手術、消化器系の内視鏡など低リスクの出血に関しての言及ですが
リバーロキサバンは中止の必要はなしです☆
でも朝食後で服用をしている場合は薬物動態を考慮すると、それら出血リスクがある歯医者などの受診は
なるべく午前ではなく午後にしてほしいそうです^^
こういったまめ知識?のようなものが勉強会ではメーカーさんから直接聞くことが出来るので嬉しいです♫
(しかも直接話をすることで記憶にも残りやすいという印象があります☆)
他にも納豆などのVKの摂取制限がないこと、出血した場合の対処法の説明、日常生活で出血しないよう心がけること、
他剤の抗凝固薬(ワーファリン)からの切り替えやイグザレルトからの他剤への切り替えの話など
本当にたくさんの内容を吸収できた勉強会でした☆
これからももっと多くの勉強会に顔を出そうと思えましたし、こうして自分なりにフィードバックできたらと思います☆
最後まで読んでくださってありがとうございました☆
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この記事を書いた人
- 新米薬局薬剤師☆在宅医療もやってます。日々業務に奮闘すると共に、大好きなラジオを自分でやってみたいということで2012年9月〜Ustreamにて放送開始☆「まめのこラジオ」で検索してみてください♫趣味は音を楽しむこと、食べること、おしゃべりすること☆どうぞよろしくお願いします(^^*)
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