いつもの勉強会×やくたま コラボ勉強会@鶴見大学!開催しました

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2014年9月28日 (日)に、歯科医師が主体として行っている、「いつもの勉強会」と、私たち「やくたま」がコラボで勉強会&講演会を開催いたしました!
なんとイノベーティブな事でしょう。
普段はお互い、歯科医師&患者、もしくは、薬剤師&患者or歯科医師という立場でしか接する事がなく、というか、そもそも接する事もあまりないのかもしれませんが、今回ご縁があってコラボして勉強会を開催する事ができました!その時の内容はこんな感じ♪

【講演】
「薬剤師・栄養士の方も必聴。歯の治療に関する糖尿病患者の悩みごとあれこれ」能勢謙介(患者スピーカーバンク)

【いつもの勉強会】
「知ってて当然!?糖尿病薬〜基礎から徹底復習〜」 木村浩一(薬剤師)
「糖尿病と歯周病、口腔管理について」 脇濱由佳(歯科医師)
「栄養と糖尿病」 加藤知子(管理栄養士)

実は歯科医師だけでなく、栄養士さんと患者さんも巻き込んじゃいました♪
こんな多職種がコラボする事はあまりないのではないでしょうか?

最初の講演パート(やくたま担当)では、患者スピーカーバンクより能勢謙介さんをお招きしての講演していただきました。
最初に1型糖尿病について自分たちの知識を確認するため、
「1型糖尿病で困る事」
というタイトルで、スモールグループディスカッションを行い、その後、1型糖尿病の実際についてお話していただくという流れ。
糖尿病の患者さんはほとんどが2型で、1型の患者さんにお会いする事はなかなかありません。そのせいか、自分たちの知識は不十分である事を痛感しました・・・。

そして、能勢さんの講演になるのですが、その講演が超!面白くて、超!ためになる。さすが、患者スピーカーバンク!
講演の内容は、1型糖尿病患者は歯科医師が嫌い!?、熊本宣言2013や1型糖尿病の基礎知識、糖尿病と歯周病、睡眠時無呼吸症候群などなど、様々なお話を聞く事ができました。
その中でも私が特に印象に残ったのは、「1型糖尿病患者は歯科医師が嫌い!?」というお話。
糖尿病患者を敬遠する歯科医師も少なくなく、ましてや、1型なんてよく知らないため、さらに敬遠されるそうです。
問診表には糖尿病とだけ書かれていて、1型か2型の区別もありません。

「若いのに糖尿ですか!」

なんて言われる事もあるそうです。
そんな時は、あぁ、またか・・・と失望も。
これは歯科医師だけでなく、すべての医療者に当てはまる事だと思います。
糖尿病と聞いた時、私達はすぐに2型と考えがちです。
かならず、1型なのか、2型なのか確認し、患者の状態を確認していきたいですね。
しかし1型についてはどうしても知識不足が否めません。
そこで、1型糖尿病の正しい理解をしてもらうべく、能勢さんが作成した資料がこちら
【予備知識 0 の人でも、3 分で分かる「1 型糖尿病」】
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この資料、本当に3分で理解でき、最高にわかりやすいです。
ぜひ、みなさんも読んでみて下さい♪
これを読んで一度知識をまとめ、明日からの診療に活かしていきたいですね!

今回はここまで!
次回は【いつもの勉強会】パートについてお話しします。
それでは、また♪

 

この記事を書いた人

木村 浩一
医薬品学習研究所 代表
iPhoneアプリ「薬クイズ」「新薬クイズ」や「お薬かるた」「お薬クイズオンライン」など、薬学習コンテンツ多数開発!
詳しくはHP➡http://iyakuhingakusyu.net 

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