普通薬なの?劇薬なの?どっちなのー!

こんにちは☆まめこです☆

 

先日、実習に来ている学生さんから

どうしてカロナールは錠剤だと普通薬なのに細粒だと劇薬なんでしょう?

と質問がありました。

・・・

・・・

・・・

「確かにーーー!」

劇薬表示例

薬局で働き始めて8ヶ月ちょっと…。

どちらの剤形も私の薬局にありますが、恥ずかしながら疑問に思ったことがありませんでした。

そして理由が分からない…。

 

そんなときは、ひたすら調べる調べまくります

 

今はWebで何でも調べられるので

答えに辿り着くことが出来ました^^

 

まず、薬事法第44条にて

劇薬とは致死量が、経口投与で体重1kgあたり300mg以下、皮下注射で体重1kgあたり200mg以下のものである」

と定義されています。

カロナールはアセトアミノフェンが成分名であり、アセトアミノフェンは劇薬指定の成分です。

カロナール錠は200mgと300mgのものがあり、1錠では薬事法に照らし合わせると致死量には至らないです。

なので普通薬でOK。(カロナール錠=1錠単位と考えているのだと思います)

しかし、カロナール細粒になってしまうと「1錠」のように量に制限がなくなってしまうので

量によっては劇薬の分類になってしまいます。

よって、劇薬の分類のようです。

 

これと同じ現象がPL配合顆粒テオドールでも言えます。

 

学生さんから逆に学ばせてもらうことが少なくないまめこでした☆

毎日吸収です!!!

 
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新米薬局薬剤師☆在宅医療もやってます。日々業務に奮闘すると共に、大好きなラジオを自分でやってみたいということで2012年9月〜Ustreamにて放送開始☆「まめのこラジオ」で検索してみてください♫趣味は音を楽しむこと、食べること、おしゃべりすること☆どうぞよろしくお願いします(^^*)

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普通薬なの?劇薬なの?どっちなのー!」への2件のフィードバック

  1. カロナール錠は200mgと300mgのものがあり、1錠では薬事法に照らし合わせると致死量には至らないです。
    なので普通薬でOK

    ということは、劇薬指定の薬は1錠で致死量ということになりませんか?

    返信
    1. TanakaAyakaTanakaAyaka 投稿作成者

      コメント、ご指摘ありがとうございます!
      紛らわしい文章を書いてしまい申し訳ございません。
      カロナールは500mg錠が販売され、劇薬指定になったということで、今一度メーカーに問い合わせ確認をしました。
      今現在は薬規法にて、1錠中に含まれるアセトアミノフェン量が300mgを超えると劇薬指定になるようです。
      ご参考になればと考えます。

      返信

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