#007 治験サポートCRO(薬剤師)×音楽

今回の薬剤師×○○は
CRO(薬剤師)×音楽です!!!!!

CRO(シー・アール・オー)とは

医薬品の開発において、製薬メーカーが行なう治験に関わる様々な業務の全てまたは一部を代行・支援する機関(通常は、企業)のことを言います。

要するに、医薬品開発業務のアウトソーシング企業

 

日本中を飛び回るCROの仕事で
音楽も取り組む 五月女 暖さん(以下:ダンさん)
CROの仕事のお話から音楽の制作の仕方まで
にクローズアップして
まめことかさぽんでインタビューしていきました!!

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‐ゲストプロフィール‐

五月女 暖(さおとめ だん)さん  1983年12月15日生

昭和薬科大学 大学院修士卒

CROでは入社して3年あまりで成績トップになる

仕事の傍ら、音楽を自分の人生の一部として考え

音楽の活動をしつつ、医薬品開発マンとして日本中を飛び回るエリートサラリーマン

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Q. ‐‐‐まめこ)あなたの薬剤師×○○を教えてください

 

‐‐‐‐ダンさん)薬剤師(医薬品開発業務受託機関:CRO)とオリジナルバンドでギター、ボーカルをしています

 

CROのお仕事について

Q. いまどのようなお仕事をされていますか

CROの中でモニターとして働いています

新しい薬が患者さんに投与されたときに、どのような結果が出るのかDr.に依頼してデータをとります

 

Q. CROの仕事とやりがいについて聞かせてください

説明をする相手(Dr.)のニーズに合わせて説明の手法を変え、Dr.に自分が伝えたかったことが上手く伝わり、

納得してもらえ行動いただけたときが嬉しいですし面白いと思います

—–かさぽん)僕の印象だとCROはデータを取り、PCに落として統計を取っていくことだけだと思っていました
先生に治験の計画を提案したり、先生方のモチベーションを上げたりと営業の要素もあるんですね?!
例えばどんな場面があるんですか?!

そうなんですよ!意外にね(笑

例えば脳神経外科のDr.は、自分がその臨床試験のために何をすればいいのかを教えてほしいというスタンスが多いことに対し、

精神科のDr.は、なぜその臨床試験をするのかじっくり裏付けも教えてほしいといった場面がありました

そういった個々のDr.の考え方に合わせて伝え方を変えると信頼につながります

Dr.から「君の頼みだから引き受けるよ」と言われたときは嬉しいですね…頼られるのは嬉しいものです

 

Q. 現在のお仕事の状況は?

普通のサラリーマンと同じ、土日祝日がお休みです

今は北海道・大阪・熊本のDr.の病院を担当しています

——(かさぽん)出張が多いってことは美味しいものも食べられるんじゃないですか?!

前乗りで現地に着いた時や病院を出た後で、おいしいものとかも食べていますね(^^)

 

Q. 今後どのようにお仕事をしていきたいですか

CRO含め医薬品開発の仕事は奥が深いです

10年やってやっと1人前になれるかなれないかだと思います

開発の仕事をしていて思うことは「新薬が一日でも早く患者さんに届くように臨床試験の仕組みを変えていきたい」ということです

その具体策を見つけるために仕事以外の時間でも勉強しています

 

———音楽アーティストとしてのダンさんについて

Q. ‐‐‐‐まめこ)今現在の状況について教えてください

‐‐‐‐ダンさん)大学の先輩・後輩からなる「Mind Map」というバンドを組んでいて、そこでギター・ボーカルとして活動しています

作詞・作曲も担当しています

 

—-(かさぽん)この前もやくたまラジオ流れていましたね

そうなんですよ、まめこちゃんありがとう

—-(まめこ)こちらこそありがとうございます!音楽が好きなので色々な音楽を聴けるのが嬉しいです!

 

Q. 昔から音楽には興味があったのでしょうか

母がピアノの先生で、妹は音大出身で、音楽一家のような家族で育ったので音楽にはいくらお金をかけても良いと言われていました

音楽に触れたのはピアノを始めた4歳の頃です

その後小学校6年生の時に通っていたピアノ教室のアンサンブルコースでドラムに出会って、そこからドラムにのめりこみました(

歌い始めたのは高校に入ってからで、曲もこの頃から書き始めました

ギターに挑戦したのは大学に入ってからで、初めて自分で作った曲を学祭で披露しました

今では聴かせられない曲もあります(笑

 

—(かさぽん)たしかに、、、、笑

 

Q. 作詞・作曲もされているとのことですが詞と曲はどちらから作りますか

 

まずはテーマを決めて曲から入ります

良いなと思った曲同士をMIXさせてみたりギターをいじりながら即興で作ったりします

曲から作るので仮歌の段階で歌詞は鼻歌まじりだったりしますね(笑)

 

Q. 曲や詞はどのようなときに思いつくのですか

ネタ帳的なものがあります(笑 

歌にしたいと思った事柄を1枚の絵に書いてその周りに連想される言葉を描いていき膨らませていきます

—(かさぽん)歌詞の書き方もマインドマップなんですね(笑
書けるときは一気に書いて30分くらいで曲が書けてしまうときもあれば

書けないときには2時間経っても2、3行のこともあります

 

Q. お仕事と音楽とのバランスはどのようにとっていますか音楽が大好きなダンさんにとってやはり音楽は息抜きになりますか?

息抜きは作曲です!

家に居るとギターを触ってしまうので勉強したいときにはあえて外に出ます

仕事が終わって家に帰るとギターで作曲をして楽しんでいます

———(まめこ)私も最近ギターを始めようかと思っていて・・ぜひ教えてください

是非!

 

あと、最後に薬学生に一言!

 

どの職業でもまずは「情報収集」からだと思います

開発に携わりたいのであればCROのモニターがどんな仕事をしているかだけでなく

モニターの1日のスケジュールやDr.との面会風景まで、具体的にイメージできるようにする

そのためにOB/OGに話を聞いたり相談にのってもらったりすることが必須だと思います

イメージさえできればその職業にどんな能力が必要になるのか、また自分のどんな能力が生かせそうか、おぼろげにわかってくるはずです

そのことが面接での的を得た自己アピールにつながると思います

また、会社の目指している方向性やカラーも異なるので自分にあった会社を選べるかどうかも重要です

その会社で働く先輩を捕まえて話を聞くことをお勧めします!

 

感想☆

話をされているときのダンさんのキラキラした目が印象的でした

CROとして、またアーティストとして全力で1つ1つ真摯に取り組んでいるダンさんから丁寧に生きていく大切さを再確認しました

今年、ライブをされるとのことなのでぜひ遊びに行きたいです!ありがとうございました!

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本日のゲスト

‐CRO(薬剤師)×音楽‐

五月女 暖さん

(facebookページ)
https://www.facebook.com/dan.saotome

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この記事を書いた人

薬剤師のたまご、たまり場やくたま
薬剤師のたまご、たまり場やくたま
☆薬剤師のたまご、薬剤師のたまり場
☆2012年発足
熱き薬学生・薬剤師が集まったら何ができるのか?受け身から積極的な薬剤師へ!いざスタート地点、やくたまイベントへ集え!

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