『IAレポート』と『良かったね帳』?

やくたま

みなさん、 『IAレポート』『良かったね帳』 書いてますか?

え?IAレポートも良かったね帳も知らない??

 

またまた〜。

でも、知らない方のために説明を。

 

 

まず、IAレポートから。

そもそもIAとは、インシデント・アクシデントの略です。

いわゆる、調剤ミスを起こした時に、それがどういう状況で、なぜ起きたかを振り返り、次、同じミスをしないようにするための物です。

 

 

例えばアムロジン(5)をノルバスク(5)で調剤してしまった時、

・  どうしてノルバスクで調剤をしてしまったのか

➡薬名を読んでいなかった

 

・  いつ間違えを発見できたのか

➡患者さんからの電話

 

・  もし間違えた薬を服用してしまっていた場合その後の経過や医師への報告はどうしたのか

➡薬は1週間服用してしまったが、血圧の変動はなかった。患者宅へ訪問後血圧等聴取し医師へ報告した。医師からは薬名が間違えていただけのため、患者自身による経過観察との指示を得た

 

 

など、記入します。

もちろん、施設によって様々なフォームがあるかと思いますが、おおむねこんな感じでしょう。

 

 

間違えは誰にでも起こる事です。

間違えるというのは患者さんにとっては決して良いことではありませんし、私たちにとっても、ミスをして患者さんに迷惑をかけたと、辛い記憶となるものです。

 

つらい事はいち早く忘れたいものですが、ミスは繰り返されてはいけません。

その為にも、ミスはしっかり反省し、レポートを書く事で終わりにするという事が重要です。

 

もし、まだIAレポートを作成していないご施設があったら、是非お試しあれ。

 

 

 

そして、もう一つの『良かったね帳』

 

これを知っている人がいたらそれは私の身内です。

これは、薬剤師が関わって良かった事をとにかく箇条書きにして記録しておくものです。

仕事をしていても、ふと、自分って役に立ってるのかな?なんて感じる事ありませんか?

 

そんな時に見直したり、さらにはプレアボイドにも繋がります。

IAのように辛かった事はなかなか忘れられないですが、良かった事は結構忘れちゃいませんか?

良かった事を忘れないようにするために、そして、自分たち薬剤師がどう役に立っているかを整理するためにも、非常に大事な記録になります。

 

 

まだ実践していない施設がありましたら是非お試しあれ!

明日へのモチベーションにつながりますよ♪

 

 

さて、今日はここまで。

では、また今度〜

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薬剤師のたまご、たまり場やくたま
薬剤師のたまご、たまり場やくたま
☆薬剤師のたまご、薬剤師のたまり場
☆2012年発足
熱き薬学生・薬剤師が集まったら何ができるのか?受け身から積極的な薬剤師へ!いざスタート地点、やくたまイベントへ集え!

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