薬局から薬剤師、医療事務がいなくなる?

やくたま

このドシンとくる筋肉痛だけが、俺の生きている証明。どうも、佐藤くんです。

今年の一月から修行に出ているんですが、いろんな薬局でお世話になっていると将来の薬局業界の姿が、

ほんのり程度ですが

みえーーーる!!

瞬間があります。

今回感じたのはタイトルどおり、薬局から人がいなくなる?ということです。

全くもって、そんなことは避けたいところなんですが・・・

患者さん第一の業界で、利益は二の次!!

ですが、これでは大きい病院の前の大手門前薬局だけが生き残り、地方の個人薬局は絶滅危惧種に指定され

医療の充実が図れない

そんな事態にすでに到達しています。
そこで!

お薬やサービス代でお給料を払えなくなった薬局が削るのは人件費!ただこれでは、ネガティブな後退です。

必要なのは、攻めの前進ではないでしょうか。

なのでその攻めの提案として、紙媒体をなくすことを提案します。

僕らの世代は便利なことにスマートフォンという媒体があります。

小学生がそれを持つ時代になりました。

今後30年も経てば、ほとんどの国民がスマートフォンのような媒体を持つ時代になります。

suicaがコンビニや自販機でつかえる時代です。

スマートフォンが薬局対応になっても、何の違和感もない。

お薬の説明書や薬袋なんて必要ないと思うんです。

あれを入力して印刷して折って、並べてシャチハタ打って薬を袋に入れてでどんなに早くても5分弱かかります。

だったらバーコードで読み取って、患者さんの電子媒体に落としたほうが有用ですし、時間もかからない!

医療事務さんの時給を一人削減できたら年200万円は人件費削れますよね?待ち時間も削れます。

なんとなく事務さんいじめみたいになってしまいました。

では次は薬剤師の減らすことを考えます。

現段階だと薬局に薬剤師含め一人もいないってのは法律的にも効率的にも不可能です。

出川風に言うと、知ってる人は知ってるし、知らない人は知らない程度の情報ですが

大手のスギ薬局では、薬剤師が一人の店舗では

店舗から遠く離れた本部の人間がカメラモニター越しに、用意した薬のチェック・監査を行っている!!!らしいのです。(薬剤師が監査しています)

これ聞いたときはドキがムネムネしましたよ。

もう時代はそこまで来ているな、と。

そのモニターを、ぜひ患者さんの目の前にドーーーーンッ!!とおいて、お薬説明する時代が!!(マツキヨが昔やろうとしていたっけな?)

薬剤師が薬局から消える話はまだまだ先になりそうですが・・・

一人薬剤師の店舗に、モニター越しの監査機能が付くのはとてもメリットがあります。以下にさらっと・・・

1.薬剤師の精神衛生の改善

2.調剤過誤の防止

3.調剤時間の短縮

大きいのは1.薬剤師の精神衛生の改善。

やはりですね、佐藤いままで一人薬剤師の店舗でお世話になる事が多かったので、確信するのですが、

一人で薬用意して患者さんに提供するのって、ものすんごく

こわたん

今年26歳ですが何度でも・・・

こわたん(死語?でしたらすみません)

読者さんが右上の閉じるボタンをクリックしかけたのが見えたので止めにしますが

ほんとに怖い。

その恐怖心が少しでも和らげば、勤務薬剤師の離職も少なく出来る!し、いいですよね!

あと、店舗規模的に、薬剤師が0.5人分欲しい店舗が結構あるんです。

一人じゃ少ないけど、二人じゃ多いってのが・・・その0.5人分の役割をモニター監査が担って欲しい。

ぜひ、四店舗以上お持ちの薬局オーナーさんや、薬剤師の働く環境を改善したいオーナーさん、地方の孤独な薬剤師にお勧めしたい機能です。

終わりに・・・

薬局から薬剤師、医療事務がいなくなる?との少し変わったタイトルで進めましたが、これは必然的に将来進められる医療業界の課題に沿った順応策です。
国や国民のために医療費を削ることが最重要課題ならば、柔軟に営業体制を変えていくことが何よりお国孝行になると信じています。生き残る薬局や医療機関を創るのです。やることやって、見えてきた景色に対応する。賛否両論あるとは思いますが、皆さんはどう思いますか?

この記事を書いた人

薬剤師のたまご、たまり場やくたま
薬剤師のたまご、たまり場やくたま
☆薬剤師のたまご、薬剤師のたまり場
☆2012年発足
熱き薬学生・薬剤師が集まったら何ができるのか?受け身から積極的な薬剤師へ!いざスタート地点、やくたまイベントへ集え!

薬局から薬剤師、医療事務がいなくなる?」への2件のフィードバック

  1. ばあさん

    う~~~ん、そうかな?
    一人薬剤師が怖い。だから、一人の開業医が怖い?!
    大きい病院にかかれば 医師が一人で決めないから 安心?????
    手術も みんなでやってくれるから 安心????
    これが リスクマネージメントの中の 責任のあいまいさにつながる 一番大きいリスクだよねぇ。
    誰にも見られないから 何をしても構わない・・・っていう一人の状況のリスクと同列。
    国家資格は 自律性の高い人材に与えられることになってる。
    国家資格が大衆化しているのならば 当然 資格の更新制度が必要になるね。
    運転免許と同じかな?
    医療全体の経費から 国の経済力も考えてみれば 薬局薬剤師は不要にならない。
    調剤しかしない薬剤師は確かに不要になるけれど。
    医師が今の収入を捨てて 薬剤師並に甘んじるようになれば 薬局に薬剤師じゃなくて医師を配置できるけど。生活化学薬品の知識も増やせる医師になれるかな?

    返信
  2. やくたま

    >ばあさん
    やくたまスタッフの竹中です。ばあさんの意見に同感です。薬剤師が一人であろうと、二人であろうと、それぞれが責任をもっていなければ、リスクは同列だと思います。又、調剤しかしない薬剤師は不要になっていきますが、患者さんの状況に合わせて予防・治療を提案できる、又、医師の処方をしっかり鑑査できる薬剤師は、必須かと思います。

    返信

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