歯科医師×やくたま!コラボ勉強会第0回開催!「歯科と漢方薬」「薬剤師の現状」①
どうも、きむ兄です。
先日、歯科医師の方とふとしたきっかけで、お知り合いになることができ、
「歯科と薬剤師で勉強会しようよ!」
という話になったので、やってみました!!
今回は練習もかねているので、第0回です。
それなので、一般募集はなしでした。ごめんなさい!
次回は一般募集をかけますので、ふるってご参加ください♪
さて、内容はというと、歯科医からは「漢方と歯科」というテーマで教えて頂きました。
やくたまからは、「薬剤師の現状」と題して、薬剤師の現状をしってもらいました。
まず、「歯科と漢方」について
歯科は保険で認められている漢方薬が7種類しかありません。
・黄連湯
・立効散
・半夏瀉心湯
・茵蔯蒿湯
・五苓散
・白虎加人参湯
・排膿散及湯
この7つです。
正直な所、歯科で何に使うの?と、処方意図の見えないものばかりです。
上から6つは口内炎
排膿散及湯
は、歯周病に使用するそうです。
薬剤師のみなさん、茵蔯蒿湯って、さわった事あります?
私はありません!!
それなので、ちょっと調べてみました。
オースギ茵蔯蒿湯
効能・効果:口渇があり、尿量少なく、便秘するものの次の諸症:じんましん、口内炎
たしかに、口内炎に適応あり。
組成:
日局インチンコウ 4g
日局サンシシ 3g
日局ダイオウ 1g
だそうだ。
印象が薄いのでをとりあげましたが、
口内炎に一番使用するのは、半夏瀉心湯だそうです。
これも、適応があるけれども意外な気がしますね。
また、証に合わないと処方箋がだせないので、場合によっては、薬局に行って買ってもらうとのことでした。
歯科では葛根湯が適応外であり、顎関節症にエビデンスがあるのだけど、自費になってしまうなど、漢方薬のさらなる適応拡大が望まれる所ですね。
口内炎以外にも舌診や口腔不定愁訴などのお話もして頂けました!
漢方薬は薬剤師が詳しくなくてはいけないんですが、なかなか実際に調剤しないとわからないものですよね。
また、歯科という接点の少ない科とのコラボは刺激的でした!
また、どんどんコラボをしていきたいと思います♪
薬剤師の現状編はまた次回♪
画像はよ坊さんです☆
この記事を書いた人
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医薬品学習研究所 代表
iPhoneアプリ「薬クイズ」「新薬クイズ」や「お薬かるた」「お薬クイズオンライン」など、薬学習コンテンツ多数開発!
詳しくはHP➡http://iyakuhingakusyu.net
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