きむ兄の「今まで」と「これから」②大学入学後

大学に入学後は、現実と理想のギャップに苦しんだ。
大学に入ったら、もっと薬の勉強ができると思っていたし、
周りももっと毎日自主的に勉強するものだと思っていた。
それが、なかなか薬の勉強は無く、当時臨床も勉強する機会はほとんどなし。
テストも過去問を勉強するだけというつまらないものであった。
自由記載の解答欄に、問題に関連した薬の話をびっしり書いた所で、
加点される事は一度もなかった。
また、他の学生もやる気があるのか、ないのかよくわからないが、
テストの点数だけは自分よりも良かった。
また、あすなろ白書のような大学生活は理系ではあり得ない事に半年で気づいてしまった。
浪人をした分、大学への理想や憧れが強くなっていたのだろう。

また、私立に入学する学生はみんな金持ちだ。
バイトせず、おこづかいをもらい、遊びにいく事ができる人達。
自分は奨学金をフルに借りており、
親が送ってくれる仕送りはありがたかったが、生活はギリギリ。
遊ぶお金もほとんど無かった。
なんとかバイトする時間を作っては、そのバイト代でたまに遊びに行っていた。
その身分の差も嫌だった。
もちろんそれは自分が国立に合格できなかった事が原因である事は承知の上だけど、いい気分ではなかった。

大学になんとなく馴染めずにいた。

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この記事を書いた人

木村 浩一
医薬品学習研究所 代表
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