夏の暑さで疲れがでてくるこの時期、要注意なのが「ペットボトル症候群」。
皆さん、暑いからと言って、甘いジュース、スポーツドリンクをガブガブ飲んでばかりいませんか??
熱中症対策としては、水分補給は非常に大切★ただ、飲み方もひと工夫必要ですね♪♪
10代から30代の若い世代に多くみられるペットボトル症候群とは??アンチエイジングのためにも、知っておきたいこのキーワード。要チェック!!
「食べていないのに太る!」という方、甘い飲み物を沢山とっていることが原因かもしれません。
夏の海に入るためにボディを引き締めたい方も、必見★
薬剤師にとっても、患者さんへの服薬指導のひと知恵にどうぞ!
◎ペットボトル症候群とは?その予防法!
●若い人に起こりやすい急性糖尿病!
ペットボトル症候群の正式名称は「ソフトドリンク・ケトーシス」で急性の糖尿病のことです。ペットボトルを飲むことで発症することが多いので、「ペットボトル症候群」と呼ばれています。暑いからといって、糖分の入ったジュース、スポーツドリンクなどの甘い飲料水をたくさん飲む人は要注意です。体内の「ケトン体」という物質が過剰になり体調に様々な悪影響 を及ぼします(´Д`)
●ペットボトル症候群の症状は??
・意識が朦朧(もうろう)とする
・のどが渇く
・だるさがとれない
・イライラしやすくなる
・食べているのに体重が減少する
・トイレに行く回数が急増する
●ペットボトル症候群の原因とは?
人は、血糖値が高くなるとインスリンが分泌され、喉が乾く仕組みになっています。喉の渇きを潤すために、清涼飲料水(ジュースやスポーツドリンクなど)を飲むことで、さらに血糖値が高くなってしまうのです。そしてまた血糖値が上昇して・・・の繰り返しで飲み続けてしまうのですね。
●意外な罠!?スポーツ飲料でも角砂糖7個分の糖分が!
カラダによさそうなスポーツ飲料にも角砂糖7個分程の糖分が含まれています。500mlの炭酸飲料には、なんと角砂糖12個分の糖分が含まれるんだとか(゜Д゜)!!シュガースタックスというサイトでは、角砂糖何個分を視覚化してくれています。
http://www.sugarstacks.com/
飲み物以外にも クッキーやアイス、野菜などに含まれる糖分が視覚化されています( ゜∀゜ )意外なことにこんなに甘そうなモカフラペチーノも、コーラより少ない・・・。
●ペットボトル症候群を防ぐには?
・のどが乾いたら水やお茶を飲むようにする
・糖分を意識した食生活に気をつける
・ジュースやスポーツドリンクを常に冷蔵庫に入れておかない!
などの工夫が必要です。
いかがでしたでしょうか?
糖分の過剰摂取は急性糖尿病だけでなく、アンチエイジングの大敵、糖化の原因にもなります。
日々の飲み物にも気をつけましょう★
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