ついに始まる『電子処方せん』

大分県別府市で2月から

「処方せんの電子化実証事業」

が始まりました。

この事業は大分県別府市で医療情報の電子化による

医療の向上を推進している

「別府 処方箋の電子化に向けた実証事業コンソーシアム」

が進めてきたもので

調剤情報システムは富士通が提供しているそう。

医療福祉クラウドなどにより

将来、医療の体系がIT技術で革新されていくイメージは

していましたが、具体的な実証実験まで進んでいるとは知りませんでした。

処方せん・付帯情報・調剤情報共有サービス

このサービスは、患者が別府市民向けに発行する

「ゆけむり医療カード(ICカード)」により

医療機関・薬局での本人確認

自身の調剤情報参照ができるというもの。

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また、日本医師会と日本薬剤師会の協力により

医師・薬剤師の資格確認用の認証局を活用し

権限に基づいた情報参照のための認証と情報の

発行者としての電子署名ができる仕組みを実装している。

サービス内容は、

☆参加薬局による処方せん情報

☆付帯情報の照会

☆参加医療機関による調剤情報の照会

☆患者の自宅などからの調剤情報の照会

となっている。

イメージは以下図。

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富士通HPより引用 http://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/02/8-1a.pdf

地域医療・地域保健のネットワーク「ゆけむり医療ネット」

別府市では別府市医師会が主導し

会員病院・診療所と複数の基幹病院と健診センターを結ぶ

地域医療・地域保健のネットワーク

「ゆけむり医療ネット」が整備されています。

スクリーンショット 2014-02-14 10.32.43

このネットワークでは

電子カルテ

PACS 画像

検査・健診データ

などを参加診療所が照会するなど

診療データの共有化をはかっています。

患者の利便性や医療の質を上げながら

重複検査などの無駄を省くなどのメリットを生んでいるといいます。

処方せんの電子化実証事業では

医療機関間をつなぐ「ゆけむり医療ネット」に

薬局を接続して

医療機関、薬局間での

処方せん情報

付帯情報

調剤情報

などの共有を実現しようとしています。

全国各地で進む新たな試み

別府市での取り組みについて紹介してきましたが

他にも、新しい医療の形を目指して行われている取り組みが

あります。

埼玉県で行われている

かかりつけ医カードで患者情報を共有する地域医療連携システム「とねっと」

島根県では

へき地医療をサポートする「医療ネットしまね」

愛知県では

電子連絡帳で高齢者の医療・健康情報を共有する「いきいき笑顔ネットワーク」

 

各地で進む医療革新への試み。

IT技術が進むスピードは本当に速い事を実感しました。

今後医薬品や医療に関わる様々な場所でこのような技術が

使われて行くというのは明白ですね。

ITリテラシーが低いと言われている薬剤師。

専門以外の事も積極的に学んで行く姿勢が大切になりそうです。

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この記事を書いた人

小嶋夕希子(コジゆき)
小嶋夕希子(コジゆき)濱庭球株式会社代表☆薬学5年生
☆国際医療福祉大学薬学部5年生。
☆濱庭球株式会社代表取締役。
☆横須賀出身の28歳

株・投信や不動産で学費・生活費を稼ぎながら現在に至ります。

夫との共通の趣味であるビーチテニスで学生起業し、学業との両立に四苦八苦しながら東京から栃木の大学に通っています。

将来は《薬剤師×食》で事業を起こしたい!と密かに企んでます。

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