東京都だからこそ出来ることとは!?〜緩和医療学術集会その1〜

お久しぶりです、まめこです^^

第1回緩和医療研究会学術集会に参加しました☆

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薬局からの参加は恐らくとても少なく
ましてや一年目などは居ないような状況でしたが。。
せっかくの機会なので
最初から最後まで拝聴させていただきました。
超高齢社会がやってくる
日本の中でも
特に顕著になっていくのが東京都
その東京都において
どう緩和医療を進めていくか
考えさせられました。
患者さんが高齢化することで
がんという一つの病態だけではなく
認知症慢性疾患
併発しているケース
増えている現状になっています。
併発すると症状が出たり
悪化したときに
何が原因であるか
見つけることが難しくなり、
治療にも時間がかかってしまいます。
そこで大切になってくることが、
一次、二次、三次緩和ケア
流動的に連携をとりつつ治療を進めることです。
一次緩和ケア
いつでもどこでも誰でもが受けられる
基本的なケアであり
一般的ながん性疼痛などについて
近隣地域の一般病院一般家庭医が担当します。
二次緩和ケア
やや複雑で難治性の
身体的・精神的苦痛症状について
地域がん診療連携拠点病院などが担当し、
一次緩和ケアスタッフへの
アドバイスやコンサルテーションを行います。
三次緩和ケアは、
より高度で複雑な症例に対して
専門のスタッフ・施設において
治療ケアを直接行うと同時に、
専門スタッフを養成する
教育、臨床研究による情報発信などを行います
この三つが連携を取ることによって
患者さんを包括的に見ることができ、
患者さんにとって最善の治療方法が
見えやすくなると思いました。
また、緩和ケアをするにあたって
心理的要因(スピリチュアルペインを含め)に
もっと焦点を当てていかなければいけない
のではと思いました。
緩和医療教育には7領域というものが存在し、
①基本的概念
②疾患の経過と包括的評価 
③症状マネジメント 
④心理社会的ケア 
⑤スピリチュアリティーと文化・宗教的領域
⑥倫理的領域 
⑦法的領域 
は緩和医療に関わる全ての医療スタッフが
共有すべき課題であると言われているそうです。
前向きな治療
患者さんの病状をより良いものにさせます。
前向きな治療をするために
まずは患者さんを中心として
医療スタッフ全員がその病気と向き合い、議論し
そして最善の答えを見つけていくことが必要だと感じました。
すごく刺激的な1日でした☆
告知の有無に関しても話があったのですが
それだけで濃ゆい内容になるので
また新しく書きます☆

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薬剤師のたまご、たまり場やくたま
薬剤師のたまご、たまり場やくたま
☆薬剤師のたまご、薬剤師のたまり場
☆2012年発足
熱き薬学生・薬剤師が集まったら何ができるのか?受け身から積極的な薬剤師へ!いざスタート地点、やくたまイベントへ集え!

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